新作ハンドメイドルアー『Orochi(オロチ)』その4 |
新作ハンドメイドルアー『Orochi(オロチ)』のカラーリング紹介です。
④『イワナ』カラーです。ヤマメと並んで日本の渓流の代表格。
薄いパーマークの上に乳白紋とオレンジ紋をあしらい、エラ金/オレンジベリーの色合いです。
⑤『ハヤヤマメ』渓流のメインベイトである「アブラハヤ」をモチーフにパーマークを入れたオリジナルデザインです。
渓流ルアーにおいてオイカワなどのカラーデザインは一杯あるのになぜアブラハヤは今まであまりなかったのか不思議です。ヤマメ・イワナの捕食対象はオイカワでは大きすぎてとても捕食できないと思うんですが・・・どうでしょうか?
⑥『チャートヤマメ』若干濁りの入った水質の川や北海道などのタンニンの多い河川で威力を発揮します。かなり派手なカラーリングなので使用をためらうアングラーも多いと聞きますが、特に本流釣りなどの場合、かなりの確立でヒットするのがこのカラーなんです。使われたことのない人は一度使ってみることをお勧めします。
【余談】
シングルフックとトレブルフックのこと
OPAのセットフックはほとんどがシングルフックです。ルアーの設計段階からシングルフックに対応するように製作しているので、ルアー内部での重心処理を行なっていますが、トレブルフック専用のルアーではフックの重さを利用して低重心化を行なっているものが多く、シングルフックに交換するとルアーバランスが乱れたルアーになるものも多々あるようです。渓流ルアーのように50mm前後の軽量ルアーではそのことが顕著に現れてくるので管釣り等では使用できないということも起きるのです。逆にシングルフックルアーをトレブルフックに交換した場合はどうなるかというと「さらに安定感の増したルアー」となります。しかしシングルフックのフローティングミノーの場合はトレブルフックに交換するとわずかなウェイト増により「フローティングがサスペンドやスローシンキングのルアーになる」こともあるので注意が必要です。
シングルフックが良いかトレブルフックが良いかは釣り人自身が決めることでぼくとしてはC&R(キャッチ&リリース)とC&E(キャッチ&イート)の問題と同じと考えています。ただC&Rで釣りをするのであれば渓流釣りでもありますし、ぜひシングルフックを使っていただきたいと思うのですが・・・大きなお世話ですかね イトウやアメマスを釣るわけじゃないんで・・・
OPAのシングルフックはループアイにケブラー糸を使っているシェアフックです。
ケブラー糸は同じ太さのPEラインの約3倍の強度があるそうです。米国デュポン社が開発したスーパーアラミド繊維と呼ばれ従来の合成繊維に比べて、強度・弾性率がすぐれて高く、”ケブラー”は防弾チョッキ等にも使用されている最強の繊維なのです。またフック自体は細軸化学研磨針の軽く焼きを入れた鋼材を使用しているのでフッキング性能に優れ、ショートバイトでのアタリも逃しませんし、強度面においても野外フィールドでの46センチのネイティブニジマスでも充分耐えられる強度を実証しています。
長々とウンチクを言ってしまいましたが結局は個人の自由ということで・・・
明日また違うカラーリングを紹介します。
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